全国のセレクトショップを掲載。人気セレクトショップから最近オープンしたものまで幅広く掲載！

セレクトショップとは特定のメーカーの商品だけを揃えるのではなく、オーナーやブランドのコンセプトに基づき、 多くのブランドの商品を買いつけ、取り扱うショップのことを言います。 近年ファストファッションが台頭してくる中で、価格で勝負するのではなくそれぞれのブランドで個性を追求する姿勢が見え始めています。

セレクトショップには各企業のバイヤーによって選ばれた国内外のデザイナーの商品が並びます。 海外の商品はインポートブランドと呼ばれ、セレクトショップとコラボレーションをして限定カラーなどの商品を作るブランドも現れています。 国内のブランドでは、セレクトショップに商品を置くことで自分の店舗を持たないブランドも増えています。

また、近年ではセレクトショップでも自社製品を開発し、セレクトした商品と共に展開しているブランドが多くなっています。 セレクトした商品との見分け方は、タグにセレクトショップのブランド名のみが記載されている場合はほぼオリジナル商品と思って間違いないでしょう。

有名なセレクトショップと言えば、BEAMS（ビームス）、UNITED ARROWS（ユナイテッドアローズ）、SHIPS（シップス）は外せません。

BEAMSはライフスタイルの提案を軸にしており、BEAMS BOYやRay BEAMSなど多くのラインを展開しています。 小物の展開も多く、キャラクター物など幅広いアイテムを取り扱っているのが特徴です。

UNITED ARROWSはBEAMSから独立し作られたブランドです。 洗練されたイメージでターゲット層も20代から40代のファッション感度の高い層になっています。 BEAMS同様ブランドラインは豊富です。

上記2ブランドと並んで三大セレクトショップと呼ばれるSHIPSは、インポート商品が多いのが特徴です。 あまり生活雑貨はなく、あくまでもファッションに関わるものにこだわっているのがSHIPSの魅力です。

そして近年大注目のセレクトショップが、ロンハーマンです。 多くの個性的なブランドをセレクトしており、絶大な人気を誇っています。 アメリカ発祥のブランドで、日本初出店は2009年の千駄ヶ谷店になります。 メゾン・マルタン・マルジェラやステラ・マッカートニー、マノロ・ブロニクなどハイブランドの取り扱いがあるのも魅力です。

ブランドの商品を自分の判断で取り扱うことができるセレクトショップは、ネットショップとして運営するのに向いている業態です。

資金が少なくコネもない場合、オススメなのがネットショップ開業パッケージを利用して開業する方法です。 すでに店舗のテンプレートや決済機能が用意されており、オーナーはそれを組み合わせていくことで独自のネットショップを作ることができます。 利用料を月々払う形になりますが、意外と安い値段で多くの企業からパッケージが販売されているので、手軽にセレクトした商品を販売してみたい場合オススメです。

しかし、現在インターネット上には多くのセレクトショップが溢れています。 実際に利益を追求したい場合、しっかりと商品とターゲットを見据え、計画的に無理のない店舗運営をすることが大切になります。

海外のブランドも手軽に買うことができるセレクトショップには、どことなくおしゃれな雰囲気が漂います。 1点物も出回り、常に新鮮な魅力ある商品が並ぶセレクトショップは、おしゃれ好きな人にとっては自分の本当に好きなテイストを発見できる宝箱のような存在なのではないでしょうか。