吹き出す顔汗。どうすればいいの・・・？ - ファッションコレクト

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個人差はありますが、暑い時には誰でも汗をかきます。
でも、特に顔にかく人や、顔だけかく人がいます。
原因として上げられる４つの点があります。

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また最近は、クーラーの効いた部屋で、座ったままコンピューターに長時間向き合っているという、”涼しい””動かない”職場環境の方が多いと思います。
そのような環境も汗腺が活動しにくくなってしまいます。
そして、身体の汗腺機能が低下すると、動きの多い顔ばかりかくようになってしまいます。

ですから汗腺を活性化するように、日頃から身体を動かし、体温を上げるようにすると良くなる場合もあります。

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「緊張」や「興奮」が原因の「精神性発汗」の場合もあります。
一度人前で汗をかくと、恥ずかしくなり”早く止めたい”と焦ることで、よけいにひどくなってしまうのです。
また、取引先の人にあったり、緊張するプレゼンの前に汗が止まらなくなってしまうこともあります。
このタイプの場合、リラックスすることが一番の解決策です。
緊張する相手と会う時には、時間に余裕を持って出かけたり、合う前に涼しい場所でお気に入りの飲み物で一息入れるなら、悩まされることがなくなるでしょう。

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顔汗は身体の汗よりも蒸発しにくく、ベタベタしています。

そもそもこれは、体温調節をするためにかきます。
体温が上昇しすぎると、脳細胞がダメージを受けるので、身体は汗をだすことで熱を逃がします。
それを分泌しているのは「エクリン腺」というもので、普通は、くみ出した血漿から身体に必要なミネラルを再吸収して血液に戻し、水分とわずかな塩分だけを分泌するので、水のようにサラサラしています。

しかし、上記で見たように、顔汗は汗腺の機能が衰えている場合や、突発的に出る場合が多いです。
そのような場合は、上手に再吸収ができず、ミネラルが混じって分泌されるので、ベタベタした蒸発しにくい汗になってしまうのです。
その結果不快感がより強くなるのです。

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この方法で汗を止めているのは舞妓さんです。
着物を着て舞を舞ったり、宴会のお相手をしたりしても涼しげな表情の秘密は、この「半側発汗」だったのです。
胸（乳首のライン）から５cmほど上を圧迫すると顔から出にくくなります。

舞妓さんはちょうどその位置、普通より高い位置で帯を結んで、顔汗をかかないようにしているのです。
「芸者の高帯」と呼ばれ、古くから知られている方法なんだそうです。

私たちも汗が出そうな時に、その部分を指先でギュート押すこともできますし、市販されている専用のベルトや紐で縛って圧迫することもできます。帯として、可愛いレースのデザインの物もあり、洋服の下にこっそり装着するのもそんなに抵抗ないかもしれません。

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首を冷やすのが効果的です。
首の後ろには太い血管があり、そこを流れる血液の温度が高ければ高いほど顔にかきます。
ですから、首の後ろを冷やすことは顔汗に効果的なのです。
脇の下もいいのですが、外出中はちょっとやりにくいですよね！

小さい保冷剤のような物でも、冷たいペットボトルでも大丈夫です。
コンビニなどで簡単に手に入れることができるので、やりやすい対処法の一つですよね。
保冷剤をストールやチーフにくるんで、首の後ろにあたるようにしておくと、オシャレの一部として対策できますよ。
ひんやりして気分も良くなりそうですね♪

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汗腺の出口を塞いで、出ないようにする「収れん剤」が配合された製品があります。
国内外色々なブランドがだしていますが、日本でポピュラーなのは「サラフェ」でしょうか？
メイク前に塗るだけでいいので簡単ですね！

ただ注意点は、汗は体温調整に必要な機能なので、身体に負担をかけないように、長時間また多用は避けた方が良いでしょう。
家に帰ったら早めに洗い流すようにしましょう。